枯葉マークは何歳から貼る?70歳75歳の違いと知られざる罰則の真相

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なぜ世間では「75歳以上は完全義務化された」という誤解が根強く残っているのでしょうか。その背景には、2008年(平成20年)に行われた道路交通法改正をめぐる激しい社会的議論があります。

当時、高齢ドライバーによる事故防止を狙いとして「75歳以上の運転者に対する標識表示の完全義務化(違反者には反則金と違反点数1点を科す方針)」が法制化されました。しかし、施行直後から高齢者当事者や各方面より「高齢者を差別的に扱っている」「まだ元気に運転できるのに強制はおかしい」といった猛反発が巻き起こりました。

さらに、橙色と黄色の2色でデザインされていた当時のマークが「枯葉」や「落ち葉」を連想させ、尊厳を傷つけるという批判も噴出しました。世論の強い反発を受けた警察庁と国会は、2009年に罰則適用を当面凍結することを決定し、2011年には法改正によって再び努力義務へと一本化されました。

この混乱を機にマークのデザインも見直され、2011年2月からは「四つ葉のクローバー」と「シード(若葉)」を組み合わせた4色(緑・黄緑・黄・橙)の新デザインが正式採用されました。なお、旧来のいわゆる「もみじマーク」も当面の間は使用可能とされており、2026年現在も法的に有効な標識として認められています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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