赤ちゃんの頭のこぶは大丈夫?産瘤と頭血腫の違いと見分け方を徹底解説
赤ちゃんの頭のこぶは大丈夫?産瘤と頭血腫の違いと見分け方を徹底解説について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をお届けします。
頭血腫がなかなか小さくならないと「針を刺して血を抜いたほうが早く治るのではないか」と考える親御さんもいます。しかし、現在の小児医療において頭血腫への穿刺(注射針で吸引すること)は原則として禁忌(行ってはならない処置)とされています。針を刺すことで皮膚の常在菌が侵入し、血腫内に重篤な細菌感染(化膿性骨膜炎や骨髄炎)を引き起こす危険性が極めて高いためです。
また、ネット上の育児掲示板やSNSでは「頭血腫が石灰化して頭の形が歪んだまま固まってしまった」という不安の声が散見されます。血腫の外側からカルシウムが沈着して骨のように硬くなる現象は実際に起こり得ますが、赤ちゃんの頭蓋骨は脳の成長とともに数年単位で活発にリモデリング(骨の再構築)を繰り返します。成長に伴って周囲の骨となじみ、髪の毛も生え揃うため、学童期になる頃には外見上の左右差はほとんど気にならなくなるケースが大半です。