ドラム式洗濯機の臭いと汚れを根こそぎ落とす!プロ直伝の完全リセット術
ドラム式洗濯機の臭いと汚れを根こそぎ落とす!プロ直伝の完全リセット術の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
近年の高機能モデルには独自のメンテナンス機能が搭載されており、それらをフル活用することで新品同様の清潔さを長く保つことができます。
例えば、パナソニックのドラム式における掃除では、ヒーターで温水を作り出して洗浄効果を飛躍的に高める「温水槽洗浄コース」が強力な武器になります。約30℃〜60℃の温水で洗剤中の酵素を活性化させ、黒カビの菌糸まで根絶するプログラムが組まれており、黒カビ予防には約3時間のコース、すでに発生したカビの除去には約11時間のコースと使い分けが可能です。
一方、風アイロンによる高い乾燥能力で支持される日立のビッグドラムでは臭いやほこり取りへのアプローチが異なります。ビッグドラム特有の「自動おそうじ」機能を日常的に有効化しておくことで、すすぎ時に槽の見えない部分を水道水で洗い流し、汚れの固着を防ぎます。また、乾燥経路のお手入れランプが点灯した際は、付属のスイコミノズルを掃除機に装着してダクト奥のホコリを吸い出すルーティンが推奨されます。
各社が共通して設定している槽洗浄11時間コースで何をするかの詳細まとめは以下の通りです。このコースは単に洗濯機を長く回しているわけではありません。
開始直後に高濃度の塩素系洗浄液を槽全体に行き渡らせた後、数時間に及ぶ静止浸け置きを行い、カビの根城に薬剤をじっくり浸透させます。その後、低速回転と浸け置きを規則的に繰り返して頑固な汚れを完全に溶かし、最終フェーズで大量の水を使って徹底的にすすぎと脱水を実行します。半日近く拘束されるものの、年に1〜2回、メーカー純正の塩素系クリーナー(防食剤入り)を投入してこの11時間コースを実行するだけで、槽内の衛生環境は劇的にリセットされます。