3月8日は何の日?国際女性デーやサバの日の由来とハチ公の真相

3月8日は何の日?国際女性デーやサバの日の由来とハチ公の真相とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

東京・渋谷の象徴であり、世界中で語り継がれる忠犬ハチ公。実は、ハチ公が永眠したのが1935(昭和10)年3月8日でした。享年11歳(人間換算で80代前半)でした。

東京帝国大学農学部の上野英三郎博士に愛育された秋田犬のハチは、1925年に博士が脳溢血で急逝した後も、渋谷駅の改札前で約10年間にわたり主人の帰りを待ち続けました。その姿は当時の新聞報道で全国に知れ渡り、忠誠心の鑑として国民的な人気を集めました。

当時の一次記録によれば、ハチ公は1935年3月8日の未明、渋谷川にかかる滝ノ川橋のたもと(現在の渋谷駅近くの路上)で横たわって息を引き取っているところを発見されました。長年、巷間では「通行人からもらった焼き鳥の串が胃に刺さって命を落とした」という説がまことしやかに囁かれていましたが、東京大学大学院農学生命科学研究科による最新の病理標本調査(MRIおよびCTスキャン解析)によって真実が判明しています。

死因の主因は末期の心臓および肺の悪性腫瘍(がん)、ならびに重度のフィラリア症でした。胃の中からは確かに数本の焼き鳥の竹串が見つかったものの、臓器を破裂させた痕跡はなく、死の直接的な原因ではなかったことが科学的に証明されています。過酷な野外生活の中で病魔と闘いながら、最期まで愛する主人の面影を求めて息を引き取ったハチ公の姿は、人と動物の深いつながりと、都市生活における情愛の象徴として今なお語り継がれています。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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