兆」の書き順、実は9割が間違えている!正しい筆順を徹底解説
兆」の書き順、実は9割が間違えている!正しい筆順を徹底解説の要点を詳しく解説してご紹介します。
漢字の筆順や形を論理的に覚えるためには、その兆 意味 成り立ちを遡ることが最も近道です。「兆」という字は、古代中国の殷(いん)の時代に使われていた甲骨文字に起源を持つ象形文字です。
当時、国家の重大な決断を下す際には、亀の甲羅や牛の肩甲骨の裏に火を当て、表面に生じる「ひび割れの裂け目」の形状を見て神の意志を占っていました。これを「亀卜(きぼく)」と呼びます。「兆」の字形は、まさにそのパキッと左右に裂けた亀裂の形状をそのまま象ったものです。
ここから「物事が起こる前触れ」「吉凶のしるし」を意味する「兆し(きざし)」や「前兆」という言葉が生まれました。また、占いのひび割れが無数に広がる様子や、古代中国における天文学的な天文学的数字の概念と結びつき、億の1万倍を表す数の単位「1兆(10の12乗)」としても転用されるようになりました。
「亀の甲羅に走った左右のひび割れ」という原風景を知ると、左側のひび割れ(1〜3画)と右側のひび割れ(4〜6画)をそれぞれ独立して書き進める筆順の必然性が腑に落ちるはずです。