いつもと同じなのにブレーカーが落ちる?漏電・劣化の危険サインと対処法
いつもと同じなのにブレーカーが落ちる?漏電・劣化の危険サインと対処法とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。
いつもと同じ使い方をしているにもかかわらずブレーカーが落ちる場合、日常の電力キャパシティを超えた単純過負荷以外の「異常事態」が発生していると考えるのが自然です。考えられる原因は大きく分けて3つ存在します。
第1に疑うべきは漏電トラブルです。電線や家電製品の絶縁体が劣化・破損し、電気が本来の回路を外れて外郭や建物へ漏れ出しているケースです。特に雨の日や台風の後に頻発する場合、屋外の配線や雨樋付近の配管、湿気が侵入した外部コンセントが原因になっていることが少なくありません。
第2に、家電内部の突発的なショート(短絡)です。見た目には普通に動いているように見えても、コードの断線寸前の箇所で火花が散っていたり、コンセント内部に溜まった埃が湿気を吸って通電するトラッキング現象が起きていたりします。この場合、わずかな衝撃や通電のタイミングで瞬間的な大電流が走り、安全装置が強制作動します。
第3に盲点となりやすいのが、ブレーカー(分電盤)自体の誤作動や故障です。電気設備も工業製品である以上、長年の使用によって内部のスプリングやセンサーが摩耗・劣化します。許容範囲内の電流しか流れていないにもかかわらず、微弱な熱や振動を過大検知してトリップ(遮断)してしまう状態に陥っている可能性があります。