伝説のロックが響くコザミュージックタウン解剖!音市場と裏スポット
伝説のロックが響くコザミュージックタウン解剖!音市場と裏スポットの見逃せないポイントを一挙に解説しました。
コザの音楽史を語る上で避けて通れないのが、米軍基地の存在とそこから生まれた歪んだ熱気だ。ベトナム戦争前夜の1970年代、明日をも知れぬ米兵たちを熱狂させたのは、日本本土とは一線を画す骨太な沖縄ロックだった。その伝説の頂点に君臨したのが、ハードロックバンド「紫」を率いたジョージ紫だ。彼の激しいキーボードプレイと鋭いサウンドは、今もこの街のロック魂の原点として語り継がれている。
一方で、伝統的な音の潮流も深く息づいている。沖縄のアイデンティティそのものである琉球民謡を現代のポップスと見事に融合させ、全国へ、そして世界へと知らしめたのが「りんけんバンド」の照屋林賢だ。コザという街は、米軍カルチャーから派生したロックと、先祖代々のウチナーの心が同居する世界でも類を見ないカオスな音楽都市として進化を遂げてきた。