犬の耳が臭い・黒い耳垢の正体は?マラセチア外耳炎の原因と最新治療
犬の耳が臭い・黒い耳垢の正体は?マラセチア外耳炎の原因と最新治療に関するポイントを詳しくまとめました。詳細な解説をご覧ください。
Q1:マラセチア外耳炎は人間や同居している他の犬・猫にうつりますか?
A1:基本的にうつりません。マラセチアは健康な犬や猫、人間の皮膚にも存在する常在菌です。感染症のように他者から菌をもらって発症するのではなく、本人の耳環境(皮脂過多や免疫低下)が崩れることで自前の菌が増殖するため、隔離などの過度な心配は不要です。
Q2:市販の人間用消毒液やオリーブオイルで耳掃除をしても大丈夫ですか?
A2:絶対に避けてください。人間用の消毒用アルコールやマキロンなどは犬の耳粘膜にとって刺激が強すぎ、激痛と急性炎症を引き起こします。またオリーブオイルなどの油脂類はマラセチアの直接的なエサとなり、菌の爆発的増殖を助長する恐れがあります。必ず動物用として認可された専用製品を使用してください。
Q3:マラセチア外耳炎になりやすい犬種や季節はありますか?
A3:耳が垂れて通気性が悪い犬種(アメリカン・コッカー・スパニエル、キャバリア、トイ・プードル、レトリバー種など)や、皮脂分泌が多くアレルギー好発犬種(フレンチ・ブルドッグ、シー・ズーなど)が代表的です。季節としては、湿度と気温が跳ね上がる6月〜9月の夏場に患者数が急増します。