未成年は何歳から?18歳成人と20歳残存ルールの決定的な違い

未成年は何歳から?18歳成人と20歳残存ルールの決定的な違いについての最新情報をご紹介します。

制度改定時に大混乱が予想されたのが「成人式何歳で出席すべきなのか」という問題です。全国の自治体を対象とした文部科学省の動向調査によると、全国自治体の9割以上が20歳を対象とした式典を継続しています。名称も「成人式」から「二十歳の集い」「二十歳を祝う会」へと変更する自治体が大半を占める結果となりました。

18歳を対象に式典を開催した場合、高校3年生の1月という極めて過密なスケジュールとバッティングします。大学入学共通テストや私立大学の一般入試、就職活動の最終試験を目前に控えた生徒に対して式典参加を求めることは、家庭や教育現場への過度な負担を生じさせます。振り袖のレンタル費用や記念写真撮影の準備期間を考慮しても、経済的・時間的ゆとりがある「20歳開催」が現場の総意として定着しました。

取材に応じた都内の専門学校生(19歳)は次のように心情を吐露しています。「18歳になった時は高校の卒業準備と受験で頭がいっぱいで、大人になった実感は皆無でした。公的に『大人』と言われても、同世代でお酒を飲んで語り合えるわけでもない。20歳になって初めて、友人たちと正式に区切りを祝える感覚があります」。現場の当事者感覚としては、法律上の18歳成人と、心理的・文化的な大人への通過儀礼である20歳との間に明確な温度差が存在しています。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest