水泳のストリームラインとは?水の抵抗を削る姿勢の作り方とコツ

水泳のストリームラインとは?水の抵抗を削る姿勢の作り方とコツの具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

練習生から「一生懸命伸びているつもりなのに、脚が沈んで失速する」という相談が絶えません。このストリームライン 浮かない 理由は、精神論や筋力の多寡ではなく、人体の構造的特徴に起因しています。人間の身体において、浮力を生み出す「浮心(ふしん)」は空気を含んだ肺がある胸のあたり(第5〜第6胸椎付近)に位置します。これに対して、身体全体の重さが集中する「重心」は骨盤付近(おへそのやや下)にあります。

浮心と重心が離れているため、水に入ると下半身には常に沈降モーメント(下向きに回転しようとする力)が働きます。自己流で泳ぐ初心者の多くは、息を吸おうとして頭を上げたり、前を見ようとして顎を突き出したりします。頸椎が反ると連動して腰が反り返り、骨盤が前傾します。その結果、下半身が水面下へ垂れ下がり、進行方向に対して身体が斜めになります。これがストリームライン 水の抵抗を爆発的に増大させる主因です。

バイオメカニクスの研究資料によると、身体の傾きがわずか10度生じるだけで、前面投影面積(正面から見た身体の断面積)は約2倍に膨れ上がります。つまり、自己流のフォームで沈んでしまう人は、泳ぐスピードを上げるほど強力なブレーキを自ら踏み込んでいる状態にほかなりません。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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