マンガン電池とアルカリ電池の違い、実は知らないと液漏れ・発熱の危険が!
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「大は小を兼ねる」という感覚で、すべての機器にアルカリ電池を入れている家庭は少なくありません。しかし、これが思わぬ事故や機器の破損を引き起こす最大の要因になっています。
アルカリ乾電池は、電気を完全に使い切った状態(過放電)のまま機器内に放置されると、内部で水素ガスが発生します。缶内部の圧力が危険水準まで高まると、破裂を防ぐための安全弁が開き、強アルカリ性の電解液が外へと噴出します。これが「アルカリ電池液漏れ原因」の約8割を占めるメカニズムです。
消費電力がごくわずかな時計やリモコンに大容量のアルカリ電池を入れると、電池が切れるまでに数年単位の時間がかかります。ユーザーは電池の存在を忘れがちになり、知らぬ間に過放電状態に突入して液漏れが発生。電解液が端子や電子基板を溶かし、高価な機器を完全に破壊してしまうケースが後を絶ちません。
さらに、強アルカリ性の液体は皮膚を激しく腐食させ、目に入ると失明の危険すらあります。小電流機器にあえてマンガン電池を選ぶことは、単なるコスト削減ではなく、機器の保護と安全性確保のための合理的な防護策なのです。