喉の奥のブツブツは病気?痛くない赤・白いできものの正体と受診目安

喉の奥のブツブツは病気?痛くない赤・白いできものの正体と受診目安について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。

喉の異常をセルフチェックする際、最大の判断材料となるのが「色」と「形状」です。何が起きているのかを把握するため、代表的な見え方のパターンを整理しました。

まず、粘膜と同系色かそれ以上に赤みがかった喉の奥の赤いブツブツは、前述したリンパ濾胞の腫大や急性・慢性の咽頭炎で頻繁に見られます。炎症によって毛細血管が拡張し、粒状の赤みが際立って見える状態です。

対照的に、視認しやすい喉の奥の白いできものは、いくつかの全く異なる要因によって生じます。

  • 膿栓(のうせん・臭い玉):扁桃の窪み(陰窩)に剥がれ落ちた粘膜や細菌の死骸が固まった米粒状の白い塊。痛みはなく、口臭の原因になる。
  • 扁桃炎による膿汁:細菌感染により扁桃が激しく腫れ、表面に白い苔状の膜(白苔)や膿が付着する。強烈な咽頭痛と高熱を伴う。
  • 口腔カンジダ症:免疫力が低下した際に真菌(カビ)が増殖し、粘膜全体にミルクのカスのような白い膜ができる。擦ると剥がれやすい。
  • アフタ性口内炎:中央が白〜黄色っぽく窪み、周囲が赤く縁取られた潰瘍。強い接触痛がある。

白や黄色の塊がポロリと取れるようなら膿栓の可能性が高いですが、粘膜自体が変色していたり、白い膜が広がっていたりする場合は感染症や粘膜疾患を疑う必要があります。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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