ミニトマトの脇芽は取らない?放任栽培の落とし穴と収穫量倍増の真実

ミニトマトの脇芽は取らない?放任栽培の落とし穴と収穫量倍増の真実に関するポイントを分かりやすくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

週末菜園の愛好家が最も直面しやすいのが、「出張や天候不良で1週間放置したら、脇芽が主枝と同じ太さの20センチ以上に巨大化していた」というトラブルです。この太い脇芽を根元から無理にハサミで切り落とすと、茎に巨大な傷口が生じ、そこから軟腐病や青枯病の病原菌が侵入して株ごと立ち枯れるリスクがあります。

すでに花芽までついた巨大な脇芽を発見した場合のベストなリカバリー策は、無理に切らずに「第1花房を咲かせた上でその先を摘心する」手法です。脇芽に1房だけ実をつけさせ、その先を止めることで、過繁茂を防ぎつつ1花房分の収穫をボーナスとして上乗せできます。

もし株が混み合ってどうしても切除せざるを得ない場合は、晴れた日の午前中に清潔なハサミで茎の付け根を少し残して切り取ります。そして、切り落とした太い脇芽を捨ててはいけません。ミニトマトは茎から不定根を発生させる能力が極めて高いため、「脇芽挿し木」によって新品質のクローン苗を育成できます。

切った脇芽の下葉を落とし、コップの水に2〜3日浸けておくだけで白い発根が始まります。これを培養土を入れたポットに植え替え、半日陰で1週間管理すれば、初夏から秋にかけて収穫できる立派な2世苗が完成します。元苗がウイルス病に侵されていない健全な状態であれば、種代や苗代を一切かけずに秋トマトの収穫サイクルを構築できる極めて合理的な裏技です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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