2×2分割表の作成(成功/失敗 × A群/B群)
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2つの名義尺度(カテゴリ変数)の間に関連性(独立性)があるかどうかを調べる際、選択肢として真っ先に挙がるのが「ピアソンのカイ二乗検定」と「フィッシャーの正確確率検定」です。この2つの決定的な違いは、確率(p値)を導出するプロセスが「カイ二乗分布による近似計算」なのか、それとも「超幾何分布に基づく厳密計算」なのかという点に集約されます。
実務においてどちらを選択すべきかの判定基準として、統計学の世界で長年支持されているのが「コクランの基準(Cochran's rule)」です。分割表内のセルにおいて「期待度数が5未満のセルが全体の20%以上を占める場合」、あるいは「期待度数が1未満のセルが1つでもある場合」は、カイ二乗近似の精度が著しく低下するため、フィッシャーの正確確率検定を用いることが推奨されます。特にサンプルサイズが極めて小さい2×2分割表では、迷わずフィッシャー検定を選ぶのがデータサイエンスのグローバルスタンダードです。