のと鉄道の現在と復旧の軌跡!里山里海号や聖地の最新事情を追う
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能登半島地震が発生した瞬間、のと鉄道七尾線(七尾〜穴水間 33.1km)は激震に見舞われました。線路の隆起や湾曲、道床の崩壊、トンネル内壁の損傷など、被害箇所は全線で数十箇所に及びました。一部では「復旧まで年単位の歳月を要するのではないか」という悲観的な見方も囁かれたほどです。
しかし、運営主体ののと鉄道をはじめ、施設を保有するJR西日本、そして全国から駆けつけた軌道保守の専門技術者たちが一致団結し、懸命の復旧作業を展開しました。沿線住民の「動かない鉄路を見るのが一番辛い」「買い出しや通院に鉄道が不可欠」という切実な声に応えるべく、不眠不休の点検と補修が続けられたのです。
その結果、発災からわずか約1か月半後の2024年2月15日には七尾〜能登中島間が部分開通。そして同年4月6日、ついに七尾〜穴水間の全線運転再開が実現しました。桜のつぼみがほころぶ能登鹿島駅(能登さくら駅)に再び一番列車が滑り込んだ瞬間、ホームには歓声と涙が溢れました。2026年現在の運行状況は、一部の徐行制限も順次解除され、通学・通勤の足として頼もしい日常を取り戻しています。