愛人の本当の意味とは?恋人・不倫との違いや中国語の衝撃事実を徹底解説

愛人の本当の意味とは?恋人・不倫との違いや中国語の衝撃事実を徹底解説について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。

国語辞典(『精選版 日本国語大辞典』など)を開くと、「愛人」の第一義には「愛しているいとしい異性。恋人」と記されています。明治から大正、そして昭和初期にかけて、愛人は英語の「lover」「sweetheart」「honey」の訳語として、江戸時代末期の『英和対訳袖珍辞書』の頃からごく自然に純愛の対象を指す言葉として使われていました。

テレビ東京系列やTBSの教養バラエティ番組『この差って何ですか?』の特集でも取り上げられた通り、「愛人」が今日のような「日陰の存在」「不倫相手」という意味に変質した最大の引き金は、無頼派の文豪・太宰治が1947年に発表した名作『斜陽』にあるとされています。太宰が作中で、妻子ある男性と関係を結ぶ女性の立場を描く際に「おメカケ」や「愛人」という言葉を重ねて用いたことで、戦後のジャーナリズムや大衆文化へ一気に「不倫関係にある相手」としてのニュアンスが定着していきました。

なお、お隣の韓国においては、現在でも「愛人(애인/エイン)」という単語はごく一般的な「彼氏・彼女(恋人)」を指します。K-POPの歌詞や韓国ドラマで「愛人」という字幕が出ても、決して不倫を意味しているわけではありません。言葉の歴史と国境による意味の変遷は、実に興味深いコントラストを描いています。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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