尾崎豊の死因と最期の真相|他殺説や遺体の傷、遺書全文の謎を徹底検証
尾崎豊の死因と最期の真相|他殺説や遺体の傷、遺書全文の謎を徹底検証に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。
搬送先の病院で作成された当初の診断書には直接の死因として「肺水腫」と記載されていましたが、遺体の状況に不審な点が多かったことから、警視庁は死因究明のため東京大学医学部法医学教室にて司法解剖を実施しました。
執刀を担当した法医学者らの鑑定結果によって明らかになったのは、体内から検出された極めて高濃度の覚醒剤(メタンフェタミン)でした。その数値は致死量の数倍(約2.64マイクログラム/ミリリットル以上)に達しており、医学的な本質的死因は「急性覚醒剤中毒(メタンフェタミン中毒)に起因する肺水腫」であったと結論づけられました。
覚醒剤の過剰摂取により中枢神経および循環器系が激しく侵され、急激な心不全・急性肺水腫が引き起こされたことが直接の生命停止理由です。肺水腫とは、肺の毛細血管から血液中の液体成分が漏れ出し、肺胞を満たしてしまうことで、文字通り「陸の上で溺死する」ような窒息状態に陥る病態を指します。尾崎の肺は通常の約2倍から3倍近くの重さにまで水気を含んで肥大化していたと報告されています。