御社とは?貴社や弊社との違いと面接・メールで恥をかかない使い分け術
御社とは?貴社や弊社との違いと面接・メールで恥をかかない使い分け術について詳しく解説いたします。詳細な分析をお届けします。
敬意を強めようとするあまり、かえって不自然な表現に陥るケースが後を絶ちません。ネット上でも議論が絶えない代表的な誤用を検証します。
第一の誤用は、御社様間違いとして知られる「御社様」「貴社様」という重ね表現です。「御社」や「貴社」自体がすでに相手企業に対する敬称を含んでいるため、そこに「様」を付与すると二重敬語(過剰敬語)になります。丁寧に見せようとした結果、ビジネスマナーへの無理解を露呈してしまう典型例です。相手を個別に特定して敬称をつける場合は「〇〇株式会社 営業部御中」または「〇〇株式会社 ご担当者様」と表記するのが正しい形式です。
第二の盲点は、御中貴社違いの混同です。「御中(おんちゅう)」は郵便物や電子メールの宛名において、組織・団体名に対して付与する宛名敬称です。一方の「貴社」は文章内で組織を指す代名詞です。そのため、「貴社御中」と並べて記載するのは明確な誤りであり、宛先には会社名に続けて「御中」、本文中では「貴社におかれましては」と使い分ける必要があります。
さらに、一般企業以外の法人を呼ぶ際のルールにも注意が必要です。相手が病院であれば「貴院 / 御院」、学校法人であれば「貴校・貴学 / 御校・御学」、官公庁であれば「貴庁・貴省 / 御庁・御省」を用いるのが御社敬語マナーの発展形となります。