年収700万の適正家賃はいくら?手取りから割り出す限界値と後悔の罠
年収700万の適正家賃はいくら?手取りから割り出す限界値と後悔の罠についての疑問解決ガイドをご紹介します。
部屋探しを始めるとき、多くの人が耳にするのが「家賃は月収の3分の1が目安」というフレーズです。しかし、この数式を額面年収で当てはめてしまうと、大きな計算狂いが生じます。年収700万円を単純に12分割すると月額約58.3万円になりますが、ここに所得税や住民税、厚生年金、健康保険料の天引きが容赦なくのしかかるからです。
独身か扶養家族がいるかによって多少前後するものの、ボーナスを考慮しない均等割の場合、年収700万の手取り額は年間で約520万〜540万円程度。月換算に直すと手取り月収43万円前後が手元に残る実額となります。もしボーナスが年4ヶ月分(約230万円)支給される給与体系であれば、毎月の実際の手取りは30万〜33万円前後まで落ち込みます。
かつて高度経済成長期に生まれた「家賃3分の1ルールの真相」を掘り下げると、本来は「手取り月収の3分の1」を指していました。額面58万円の3分の1である「月19万円」の部屋を借りてしまうと、手取り43万円のうち家賃だけで4割以上が消し飛ぶ計算です。固定費がかさみ、毎月カツカツの生活を強いられるのは目に見えています。