愛猫の異変を見逃すな!口臭と赤みが警告する寿命の危機と最新ケア
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現場の獣医師が最も頭を悩ませる病態のひとつが、「猫の難治性口内炎」だ。口峡部と呼ばれる喉の奥や舌の付け根が真っ赤にただれ、潰瘍を形成する。水を飲むことすら針を飲み込むような苦痛を伴うため、急激な体重減少や脱水症状を引き起こす恐ろしい疾患だ。
免疫異常やウイルス感染など複合的な要因が絡み合っており、対症療法としての抗炎症薬だけでは根治が難しいケースも多い。最終的に全臼歯抜歯や全顎抜歯を選択せざるを得ない局面も少なくない。だからこそ、重篤化する手前の段階でいかに炎症の火種を消し止めるかが問われる。