ハ音記号の読み方を完全攻略!中央ドの位置と簡単な覚え方のコツ

ハ音記号の読み方を完全攻略!中央ドの位置と簡単な覚え方のコツに関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

「ト音記号とヘ音記号の2つがあれば十分ではないか」という疑問を持つ方も多いはずです。それでもなおハ音記号が使われ続ける理由は、「加線(五線の上下に追加する補助線)を減らし、演奏者が楽譜を一瞬で認識しやすくするため」という実用的なメリットにあります。

例えば、ビオラやトロンボーンの中音域をト音記号で書こうとすると、五線の下に何本もの加線が連なってしまい、パッと見でどの高さの音か判別しづらくなります。逆にヘ音記号で書くと、今度は五線の上に加線が山のように積み重なってしまいます。加線が多い楽譜は初見演奏において読み間違いのリスクを高め、奏者に余計なストレスを与えます。

そこで、その楽器が最も頻繁に奏でる音域をすっぽりと五線の中に収めるために、中央ドの位置を五線の中央付近にシフトさせたハ音記号が重宝されています。ピアノの大譜表(ト音記号とヘ音記号が合体した譜面)のちょうど隙間にある中央ドを、五線の真ん中に引き込んだ状態をイメージすると、音部記号同士のつながりが立体的に理解できます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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