神社で働く権禰宜とは?宮司との決定的な違いや袴の色と年収の実態
神社で働く権禰宜とは?宮司との決定的な違いや袴の色と年収の実態に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。
境内ですれ違う神職たちをよく観察すると、身につけている装束、とりわけ「袴(はかま)の色」が異なることに気づきます。実は、この袴の色こそが神職の「身分(階位・級規)」を視覚的に証明する重要な指標となっています。
神職の資格制度は、神社本庁が定める規程により「浄階(じょうかい)」「明階(めいかい)」「正階(せいかい)」「権正階(ごんせいかい)」「直階(ちょっかい)」の5段階に厳格に区分されています。これに連動して定められる「神職の身分(特級〜四級)」によって、着用できる袴の色や文様が完全に規定されているのです。
神社でよく見かける権禰宜の袴の色は原則として「浅葱色(あさぎいろ)」と呼ばれる薄い青・水色系統の色です。これは神職の身分制度における三級および四級の指定色であり、大学や養成所を出て神職に任官した若手の多くがこの浅葱色の袴を締めて現場に立ちます。神職として年数を重ね、功績を認められて身分が「二級」に昇級すると、同じ権禰宜であっても「紫色の無紋袴」の着用が許されます。