『進撃の巨人』元編集者・朴鐘顕の裁判、法廷で明かされた真相
『進撃の巨人』元編集者・朴鐘顕の裁判、法廷で明かされた真相を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
平穏に見えた家庭の歯車が狂ったのは、2016年8月未明の文京区の自宅だった。妻の佳菜子さん(当時38)が自宅1階の階段付近で心肺停止の状態で発見された。朴被告は当初、救急隊や警察に対して「妻は階段から落ちた」「階段の手すりで首を吊って自殺した」と説明を二転三転させた。この変遷が、後の捜査と公判において彼を追い詰める決定的な不信の種となる。
警察は遺体の頸部に残された圧迫痕や、寝室から検出された微量な血液反応に着目し、殺人容疑で逮捕に踏み切った。育児のストレスや夫婦間の諍いが凶行へと走らせたとする捜査側の見立てに対し、朴被告は「育児ノイローゼ気味だった妻が刃物を持って暴れ、それを制止した後に自ら命を絶った」と主張。密室というブラックボックスの中で起きた惨劇の輪郭は、双方の主張の乖離によって深い霧に包まれた。