メルちゃんの注射器の仕組みとは?壊れた時の修理法と病院嫌い克服術
メルちゃんの注射器の仕組みとは?壊れた時の修理法と病院嫌い克服術の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
メルちゃんの注射器を手にした大人が真っ先に驚くのは、先端を押し当てた瞬間に針がスッと内部に収納され、同時にシリンダー内の赤い「くすり」の目盛りが減っていくような視覚変化です。筆記具や知育玩具を手掛けるパイロットコーポレーションのおもちゃ部門ならではの精緻なプラスチック成型技術がここに凝縮されています。
このギミックの真相は、内部に組み込まれたスプリング(バネ)と二重構造のピストンプレートにあります。注射器の先端(針の部分)に圧力がかかると、先端パーツがシリンダー内部へとスライドして押し込まれます。これと連動して、内部の赤色プレートが押し上げられる、あるいは角度によって隠れる構造になっており、あたかも「メルちゃんの体に薬が入っていった」かのようなリアルな錯覚を生み出しているのです。
もちろん本物の液体が充填されているわけではないため、万が一本体が割れたり傷ついたりしても液体が漏れ出す心配はありません。先端部分は丸みを帯びた安全設計となっており、乳幼児が力いっぱい押し当てても皮膚を傷つけないよう、バネの反発力まで緻密に計算されています。