名古屋帯のたたみ方を徹底解説!三角の処理やシワを防ぐ保管のコツ
名古屋帯のたたみ方を徹底解説!三角の処理やシワを防ぐ保管のコツの重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが詰まっています。
着物愛好家コミュニティやSNSの投稿を分析すると、「手順通りにたたんだはずなのに、名古屋帯がたとう紙に収まらない」「久しぶりに出したら名古屋帯のお太鼓にシワがクッキリついていた」という悲鳴が定期的に寄せられています。現場取材と検証で見えてきた、2大トラブルの構造的要因は次の通りです。
第一の要因は、「帯の全長に対する折り幅の目測誤り」です。一般的な帯用たとう紙の横幅は約64cm前後ですが、名古屋帯の長さはおよそ360〜380cmあります。何も考えずにお太鼓のメイン柄の真ん中で折ってしまうと、たとう紙からはみ出したり、逆に端が折れ曲がって収納される原因になります。
第二の要因は、「着用時の体温と湿気が残ったままの即時収納」です。お太鼓結びをした際、帯枕や帯揚げ、帯締めによって強い圧力が帯にかかります。繊維が汗や湿気を含んだ状態で折りたたんで重みをかけると、折り目が強力なセットシワとなって定着してしまいます。
帯を収納する際は、たとう紙への名古屋帯の入れ方として「柄(メインのお太鼓柄)を絶対に折らない位置」を見極め、タレ先の折り返し幅で全体の長さを微調整してたとう紙の枠内にピタリと収めるのが熟練の知恵です。