結納とは?2026年最新の実施率・費用相場と顔合わせの違いを解説
結納とは?2026年最新の実施率・費用相場と顔合わせの違いを解説とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。
結婚情報や関連ニュースで日常的に目にする「結納」という言葉ですが、その本質的な定義を正しく把握している人は多くありません。結納とは、両家が婚姻関係を結ぶにあたり、男性側から女性側(婿養子の場合は女性側から男性側)へ金品を納め、公に婚約を取り交わす日本伝統の儀式を指します。
語源は、宴席で共に酒や肴を酌み交わす「結いのもの(ゆいのもの)」に由来します。室町時代の武家社会で確立された礼法が明治以降の民法制定とともに庶民層へ普及し、「家と家との結びつき」を可視化する重要儀礼として定着した経緯があります。
結納の形式は、大きく分けて以下の2種類が存在します。
1. 正式結納:仲人(媒酌人)が両家の間を往復し、結納品や結納金を届ける伝統的な形式。両家が直接顔を合わせないのが特徴ですが、現代では極めて稀なケースとなっています。
2. 略式結納:仲人を立てず、ホテルや料亭の一室に両家が集まり、その場で結納品の目録や金品を取り交わす形式。現在「結納を行う」と表現する場合、大半がこの略式結納を指します。
結納の席では、長寿や繁栄を祈念する「目録」「長熨斗(ながのし)」「御帯料(結納金)」「勝男武士(かつおぶし)」「寿留女(するめ)」など、奇数(吉数)に揃えられた結納品飾りが並べられます。単なる金銭の授受ではなく、慶びを共有し、家同士の契約を厳粛に誓い合う精神文化が根底に息づいています。