絶品めひかりの唐揚げ!サクサクふっくら骨まで柔らかく揚げるプロの技

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めひかりの唐揚げを口にした人がまず驚くのが、「小骨を一切感じさせない圧倒的な柔らかさ」です。アジやイワシなどの一般的な青魚を唐揚げにした場合、中骨を長時間じっくり揚げて骨せんべいにする必要がありますが、めひかりは短時間の加熱で頭から尾までストレスなく食べられます。

この秘密は、めひかりが生息する水深200〜600メートルの深海環境にあります。高水圧の深海で生息するため、骨格が非常に細くしなやかに発達しており、カルシウム密度が適度に低く組織が硬直していません。さらに、身には約15〜20%もの良質な脂質が含まれており、揚げ油の熱が身の内部の脂に効率よく伝わることで、骨の周囲からじっくりと蒸し焼きのような状態が生まれます。その結果、外側は香ばしく揚がり、骨は口の中でホロリと崩れる極上の食感が完成するのです。

めひかりが最も美味しいとされる旬の時期は、産地によってわずかに異なります。福島県いわき市沖を中心とする常磐水域では秋から冬(9月〜12月頃)にかけて脂が乗り、愛知県蒲郡市などの東海・三河湾沿岸では冬から春先にかけて身が引き締まり濃厚な味わいを楽しめます。いずれの時期も深海から水揚げされた新鮮なめひかりは、透き通るようなエメラルドグリーンの目を輝かせており、唐揚げに最適な脂の乗りを見せてくれます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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