【コナン】上原由衣はなぜ刑事を辞めた?大和敢助との恋と復職の真相まとめ
【コナン】上原由衣はなぜ刑事を辞めた?大和敢助との恋と復職の真相まとめについて専門的な視点から解説いたします。最新の情報をお届けします。
上原由衣の初登場は、原作コミックス第59巻(アニメ第516話)「風林火山 迷宮の鎧武者」でした。このとき彼女は警察手帳を持たず、長野の名家である虎田家の若奥様「虎田由衣」としてコナンたちの前に現れます。将来を嘱望された女性刑事がなぜ職を捨て、名家に嫁ぐ道を選んだのか。その裏には、あまりに哀しく壮絶な決断がありました。
発端となったのは、由衣と大和敢助が幼少期から憧れ、警察官を志すきっかけとなった巡査・甲斐玄人の転落死事件です。山中で射撃訓練中に崖下へ転落し、誰にも発見されず無念の餓死を遂げたこの事案に対し、敢助は他殺を疑って独断で再捜査を開始しました。ところが、その捜査の最中に敢助は雪崩に巻き込まれ、左目を失明し左足に重傷を負ったうえ、行方不明となってしまいます。
警察内部や地域社会では「敢助は殉職した」と絶望視され、由衣は最愛の幼馴染を失った深い喪失感に打ちのめされました。同時に、尊敬する恩師と大切なパートナーの双方を奪った事件の背後に、地域の旧家である「虎田家」または「龍尾家」の影を察知します。彼女は警察という組織の枠組みを捨て、虎田家の跡取り息子であった虎田義郎からの求婚を受け入れました。それは愛に基づく結婚ではなく、自らの身を危険に晒して名家の内部から真相を暴くための、悲壮な「潜入捜査」に他なりませんでした。
しかし、夫となった義郎は「風林火山」に見立てられた連続殺人事件の第一の被害者となり、竜巻に巻き込まれて命を落とします。由衣自身も犯人の標的となり、一時は警察からも容疑者として疑われる極限状態に追い込まれました。この事件の最終局面で、奇跡的に生還していた大和敢助と再会を果たし、長年胸に秘めていた哀しい真実が白日のもとに晒されることとなったのです。