「幸せとは星が降る」曲名は?Back Number『瞬き』歌詞と真実

「幸せとは星が降る」曲名は?Back Number『瞬き』歌詞と真実とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

『瞬き』という楽曲を語る上で欠かせないのが、実写映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(佐藤健・土屋太鳳W主演)との運命的なタイアップです。

本作の原案となったのは、結婚式を控えた2006年末に突然の難病(抗NMDA受容体脳炎)に倒れ、心肺停止から昏睡状態に陥った岡山県在住の中原麻衣さんと、彼女の回復を信じて献身的に支え続けた中原尚志さんの手記です。麻衣さんが意識を取り戻したものの記憶を失うなど過酷な試練が続くなか、尚志さんは決して諦めることなく寄り添い続け、発症から8年の歳月を経て奇跡の結婚式を挙げました。

この重厚な実話に向き合った作詞者の清水依与吏は、当時の特番インタビューや公式ライナーノーツにおいて、楽曲制作にかける並々ならぬ葛藤を語っています。清水は「奇跡の実話だからといって、ただ奇麗な言葉で包み込んだおとぎ話には絶対にしたくなかった」と明言。過酷な闘病生活を目の当たりにした当事者の苦悩と、それを支える側の決して美談だけでは片付けられない生々しい日常の覚悟を表現するため、言葉の選定に極限まで推敲を重ねました。

単なるラブソングの枠組みを飛び越え、人間関係の本質や「生きる意味」にまで踏み込んだ歌詞が完成した背景には、過酷な現実に立ち向かった2人の生き様に対するバンドの誠実なリスペクトがありました。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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