ベランダの赤い小さい蜘蛛の正体と毒性は?大量発生の撃退法
ベランダの赤い小さい蜘蛛の正体と毒性は?大量発生の撃退法についての疑問解決ガイドをご紹介します。
日当たりの良いコンクリート壁やベランダの手すりを忙しなく歩き回る赤い小さい虫の正体は、蜘蛛ではなく「カベアナタカラダニ」と呼ばれるダニの一種です。クモ綱ダニ目タカラダニ科に属しており、8本の脚で素早く動くため蜘蛛の子どものように見えますが、成虫でも体長約1mm〜1.5mm程度にしかならない微小生物です。
最も気になる「刺す危険性」や「毒性」について、衛生研究所や専門機関の報告によれば、カベアナタカラダニが人間を能動的に刺したり吸血したりすることはありません。毒腺も持っていないため、皮膚の上を歩かれただけで即座に毒液が注入されるような心配も無用です。
ただし、アレルギー体質の方や皮膚の薄い子どもの場合、肌の上を這われた際の物理的刺激や、体液に触れることで軽度のかゆみや発疹(接触皮膚炎)を引き起こす事例が報告されています。危険な毒虫ではないものの、素手で触ったり放置して屋内に侵入させたりすることは避けるのが賢明です。