エクセルで最小二乗法を極める!関数・散布図・分析ツール完全解説
エクセルで最小二乗法を極める!関数・散布図・分析ツール完全解説の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
最小二乗法を手計算で行う場合、偏差平方和や積和を求め、複雑な連立方程式(正規方程式)を解くプロセスを踏むため、計算ミスのリスクが付きまといます。エクセルはこの演算を一瞬で処理しますが、実務現場では「グラフの数式と関数の計算結果が微妙にズレる」というトラブルが頻発します。
この現象の真相は、計算誤差ではなく「グラフ上に表示される数式の表示桁数の丸め」にあります。グラフ上に表示された「y = 1.23x + 4.56」といった係数をそのままコピーして別セルで予測計算に使うと、小数点以下の四捨五入によって大きな計算誤差が生じてしまいます。
正確な実務計算を行うためには、グラフの数式を手打ちで流用するのではなく、SLOPE関数やLINEST関数でセルに保持されたフル精度の浮動小数点値を参照するか、近似曲線のラベル書式設定で表示形式を「数値(小数点以下の桁数を多めに設定)」に変更してコピーすることが不可欠です。