ヤクザ現在のシノギ激変!暴排条例が招いた困窮と新資金源の闇

ヤクザ現在のシノギ激変!暴排条例が招いた困窮と新資金源の闇を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

警察庁が「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」と名付けた新興犯罪集団の台頭は、ヤクザのシノギを分析する上で避けて通れない要素です。かつて裏社会を牛耳っていた指定暴力団とトクリュウの間には、上下関係を超えた「持ちつ持たれつ」の不気味な利害関係が存在します。

ヤクザと特殊詐欺の実態を追及すると、組員自身が「かけ子」や「受け子」として前線に立つケースは激減しました。暴力団対策法(暴対法)第31条の2に規定される「使用者責任」により、末端組員の詐欺被害であってもトップの組長に数千万円から数億円規模の損害賠償請求が認められる判例が定着したためです。

そこで彼らは、トクリュウと暴力団の関係において「道具屋」「指導役」「回収役」という後方支援に特化する道を選びました。架空名義のスマートフォン(飛ばし携帯)や不正に入手した銀行口座の供給、個人情報名簿の横流し、さらには詐欺で得た現金をロンダリングするノウハウを提供し、カスリ(手数料)を吸い上げるシステムです。

トクリュウ側は暴力団のブランド力や脅しを後ろ盾にし、暴力団側は身元が割れにくい若年層の実行犯を使い捨てにすることで、自らの法的リスクを最小限に抑えながら巨額の資金を手に入れています。組織の看板を隠しながら裏社会のインフラを牛耳る手法こそが、現代の資金獲得の神髄と言えます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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