サーティワンアイスケーキ当日購入の罠?値段・賞味期限を徹底解剖

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「アイスクリームは冷凍庫に入れておけば何年経っても腐らないから、賞味期限はない」という言説を耳にしたことがある方は多いはずです。法的な観点から言えば、これは半分正しく、実用面から言えば半分間違いです。

日本の食品衛生法および「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」に基づき、アイスクリーム類はマイナス18度以下の適切な温度管理下で保管される限り、微生物の増殖が停止するため、賞味期限の印字表示を省略することが法的に認められています。これが「賞味期限が存在しない」と言われる法的根拠です。

しかし、家庭用冷凍庫の環境は業務用の超低温冷凍庫とは決定的に異なります。1日に何度も開閉される家庭用冷凍庫内では、庫内温度がマイナス10度前後まで頻繁に乱高下します。この温度変化によってアイス内部の水分が蒸発して氷の結晶となり表面に再付着する「冷凍焼け(昇華現象)」が発生し、シャリシャリとした不快な食感へ変化してしまいます。

さらに、乳脂肪分の酸化による風味の劣化や、冷凍庫特有の食品臭(油や魚の匂い)の吸着が進むため、品質を損なわずに美味しく食べられる猶予期間は購入から約2週間〜最長でも1ヶ月程度と捉えるのが、食品科学およびプロの現場目線における真実です。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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