総裁政治とは?首相との決定的な違いと派閥が握る権力構造の真相

総裁政治とは?首相との決定的な違いと派閥が握る権力構造の真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

2023年末に表面化した政治資金パーティー収入の不記載問題を機に、自民党は「派閥解消」を宣言しました。岸田政権下で掲げられた政治刷新により、主要派閥の解散届が提出され、事務所は次々と閉鎖されました。では、これにより総裁政治は過去の遺物となったのでしょうか。

永田町の議員会館に詰める政策秘書や与党担当記者の証言を丹念に取材すると、全く異なるリアルが浮かび上がってきます。

「派閥の看板を下ろしたところで、総裁選挙の仕組みそのものが変わらない限り、頭数集めの力学は消えません。現在の自民党総裁選挙は、国会議員票と党員・党友票がそれぞれ同数(現行各367票など)で争われます。1回目の投票で過半数を取る候補が出ない場合、上位2人による決選投票になり、そこでは国会議員票の比重が跳ね上がります。議員を束ねるグループを持たない候補は、絶対に勝てない構造になっているのです」(大手全国紙・政治部デスク)

実際、派閥が解散された後も、「政策勉強会」や「有志の会」といった名目で、旧派閥の幹部が若手議員を囲い込む動きが水面下で常態化しています。公の場で見せる政治刷新のポーズとは裏腹に、人事の季節になれば「誰がどのグループの支援を受けたのか」でポストが決まる現実に、SNSやネット掲示板では失望の声が渦巻いています。

大手報道機関の世論調査においても、「自民党の派閥解消や政治刷新を評価しない」とする回答が70%を超え続けている事実は、国民が「看板の掛け替えに過ぎない疑似総裁政治」の本質を冷静に見抜いている証拠と言えます。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest