なぜ衣がベチャつく?専門店級にサクサクなとんかつの揚げ方と3つのコツ

なぜ衣がベチャつく?専門店級にサクサクなとんかつの揚げ方と3つのコツの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

Q1:揚げている最中や切ったときに、衣が肉からペロッと剥がれてしまう最大の原因は何ですか?
A1:最大の原因は「肉表面の水分(ドリップ)」と「打ち粉のムラ」です。揚げる直前にキッチンペーパーで肉の水分を徹底的に吸い取ってください。また、小麦粉をまぶした後は必ず手で余分な粉をはたき落とし、うっすらと白くなる程度の薄膜にすることが剥がれ防止の決定打となります。バッター液を使用するのも極めて効果的です。

Q2:調理用温度計がない場合、油の適正温度(160℃と180℃)はどうやって見極めればいいですか?
A2:パン粉をひとつまみ油に落としたときの沈み方で判別できます。パン粉が鍋の底まで沈んでからゆっくり上がってくる状態が「約150℃〜160℃(低温)」、油の深さの中ほどまで沈んですぐにシュワシュワと浮き上がってくる状態が「約170℃〜180℃(中高温)」です。1度目は静かに沈む低温で、2度目は投入後すぐにパッと広がる高温で見極めてください。

Q3:揚げ上がったとんかつを皿に盛り付ける際、サクサク感を維持する裏技はありますか?
A3:平皿に直接とんかつを盛り付けると、熱い肉から出る蒸気で底面の衣が数分でふやけてしまいます。必ず「とんかつ専用の盛り付け網」を皿の上に敷くか、千切りキャベツの上に立てかけるように盛り付けて、底面に空気の通り道を作ってください。これだけで最後の一口までサクサク感が持続します。

Q4:揚げ油の種類は何を使うのが一番おいしく仕上がりますか?
A4:家庭では「サラダ油(キャノーラ油)8割」に対し、「ラード(豚脂)2割」をブレンドするのが圧倒的におすすめです。チューブ入りのラードを少量加えるだけで、専門店特有のコクと香ばしさがプラスされ、冷めても油臭くならないプロの風味に仕上がります。ごま油を大さじ1杯垂らすだけでも香りの輪郭が引き締まります。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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