映画『ラストタンゴ・イン・パリ』バター事件の真相|監督の告白と傷跡
映画『ラストタンゴ・イン・パリ』バター事件の真相|監督の告白と傷跡の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督がメガホンを取った映画『ラストタンゴ・イン・パリ』は、妻を自殺で失った絶望に苛まれる40代半ばのアメリカ人男性ポールと、結婚を控えた20歳のフランス人女性ジャンヌの運命的な出会いから始まります。パリのアパートの一室で、互いの素性や名前すら明かさない約束のまま、肉体的な関係のみを貪るように重ねていく二人の姿を描いたドラマです。
主演を務めたのは、当時すでにハリウッドの伝説的スターであったマーロン・ブランド。その相手役に抜擢されたのが、当時わずか19歳だったフランス人女優のマリア・シュナイダーでした。生々しい人間の孤独と性愛を赤裸々に描いた本作は、第46回アカデミー賞で監督賞と主演男優賞にノミネートされるなど、芸術作品として世界的に高いラストタンゴ・イン・パリの評価を獲得しました。しかしその一方で、国によっては上映禁止処分や厳しい年齢制限(日本ではR18+指定相当)が課されるなど、常に賛否両論の嵐に晒され続けた作品でもあります。