きぬ川館本店の解体と再開発の真相!廃墟が迎える衝撃の未来図

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高度経済成長期から1980年代後半にかけて、団体旅行客の波が押し寄せた鬼怒川温泉。川沿いのわずかな平地を奪い合うように大型旅館が競い合って増築を重ねた。銀行は湯水のように資金を貸し付け、渓谷に張り出すようにそびえ立つ迷宮のようなホテル群が次々と誕生した。

だが、バブル経済の崩壊と足利銀行の破綻が引き金を引いた。団体客から個人客へという旅行スタイルの急変に追いつけず、過大な設備投資の借金を抱えた宿泊施設がドミノ倒しのように倒産。日本の旅館・ホテル産業が直面した構造転換の荒波を象徴する傷跡が、そのまま崖っぷちに取り残されたのだ。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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