大人の手足口病はいつまでうつる?感染期間と治りかけの盲点を徹底解説

大人の手足口病はいつまでうつる?感染期間と治りかけの盲点を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

感染症専門医の報告や当事者の手記において一様に語られるのが、「大人の手足口病は子どもの比ではないほど過酷」という現実です。

大人の手足口病の初期症状と経過は、インフルエンザを思わせる全身の強い倦怠感や関節痛、そして38〜39℃前後の急激な発熱から幕を開けます。その後、口腔粘膜に激痛を伴うアフタ性口内炎が多発し、喉の激痛で固形物は愚か唾液や水分すら飲み込めなくなる事態に陥ります。

さらに成人の特徴として、手のひらや足の裏にできる水疱が大きく、深い層に形成される傾向があります。実際に罹患した30代会社員の体験談では、「足の裏全体に画鋲を敷き詰められたような刺すような激痛が走り、トイレへ行くことすら立ち上がれず這って移動した」という深刻な証言が寄せられています。

大人が重症化しやすい理由は、獲得免疫の過剰反応(サイトカインストーム様の激しい炎症応答)が起きやすいためと考えられています。また、流行する原因ウイルスのタイプによっても症状が左右されます。中枢神経合併症を引き起こしやすいエンテロウイルス71型(EV71)や、成人にも重い皮疹をもたらすコクサッキーウイルスA6(CA6)などが主流となった年は、大人の重症例が目立つ傾向にあります。

さらに、回復して数週間〜2ヶ月が経過した頃に手足の爪が根元から剥がれ落ちる(爪甲脱落症)という特異な後遺症に見舞われるケースも頻発しています。これはウイルス感染による強い炎症が爪母(爪を作る組織)の働きを一時的に停止させるために起こるもので、数ヶ月かけて新しい爪へと生え変わります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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