手首の激痛はキーンベック病?原因と最新治療・手術費用を徹底解説
手首の激痛はキーンベック病?原因と最新治療・手術費用を徹底解説について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。
キーンベック病の最大の落とし穴は、発症初期の段階では強い激痛が出にくく、日常生活のなかで徐々に進行する点にあります。湿布や安静で一時的に痛みが和らぐこともあるため、腱鞘炎や軽い捻挫と誤認して数カ月以上受診を先送りにしてしまう患者が少なくありません。
自己チェックにおいて極めて重要なのが、手首の甲側の中央部、やや凹んだ位置に存在する手根骨・月状骨の圧痛です。手首を手のひら側に曲げた状態で中央部を指先で強く押すと、飛び上がるような鋭い痛みや重い鈍痛が走る場合、月状骨の病変が強く疑われます。
さらに見逃せないキーンベック病の初期症状として、手首の背屈(手首を後ろに反らす動作)時の可動域制限や、顕著な握力低下が挙げられます。「重いフライパンが片手で持てなくなった」「ペットボトルのキャップを開けるときに手首の中央に痛みが走る」「雑巾を絞る動作が著しく困難になった」といった自覚症状は、月状骨への負荷に対する生体反応のシグナルです。放置すると骨の変形が進行し、可動域が恒久的に狭まる原因となります。