コールドスプレーの効果と落とし穴!打撲・熱中症の正しい冷却法

コールドスプレーの効果と落とし穴!打撲・熱中症の正しい冷却法を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

猛暑日が日常化した現代の夏、熱中症対策として冷却スプレーを全身に吹きかける光景が目立つ。だが、救急医療の現場からは強い懸念の声が上がる。厚生労働省が公表している熱中症対応ガイドラインでも強調されている通り、深部体温の冷却には首筋や脇の下、鼠径部など太い血管が通る部位を持続的に冷やすことが不可欠とされる。

冷感スプレーを皮膚に吹き付けると、一時的に皮膚表面が冷えることで脳が「体は冷えた」と誤認し、汗腺を閉じて放熱作用をストップさせてしまう恐れがある。体内に熱がこもり続け、重症化を招くという最悪のシナリオだ。さらに、狭い室内や車内での過度な噴射はガス充満による事故リスクも孕む。全身の冷却を狙うなら、水で濡らしたタオルと送風を組み合わせるのが最も理にかなっている。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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