旬のえんどう豆レシピ決定版!色鮮やかでシワなしの極上技
旬のえんどう豆レシピ決定版!色鮮やかでシワなしの極上技を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
えんどう豆を茹でて冷水に取った瞬間、表面がキュッと縮んでシワだらけになってしまった経験はないでしょうか。この現象は、豆の内部に含まれる水分が急激な冷却によって収縮し、皮と実の収縮率の差によって生じる物理現象です。
美しい翡翠色とハリのある丸みを保つための生えんどう豆の下ごしらえ手順は、驚くほどシンプルですが、温度管理のルールを厳格に守る必要があります。
まず、さやから豆を取り出す作業は必ず調理の直前に行います。さやから外した瞬間から乾燥が始まり、皮が急速に硬化するためです。取り出した豆は流水で軽く洗い、水気を切っておきます。
次に、鍋に豆の重量に対して十分な湯を沸かし、湯量の2%相当の食塩を加えます。塩分は豆の細胞壁を適度に引き締め、クロロフィル(葉緑素)の分解を抑えて鮮やかな発色を保つ役割を果たします。沸騰した湯に豆を投入したら、火加減を中火に落とし、1分30秒から2分程度(粒の大きさにより調整)踊らせるように茹で上げます。
ここからが最大のポイントです。茹で上がった豆をザルにあげて急冷してはいけません。火を止めたら鍋ごと流水に当てるか、鍋の下に氷水をあてて、「茹で汁に浸したまま人肌の温度になるまで自然冷却」させます。茹で汁の温度が下がるスピードに合わせて豆の内部圧力が均一に下がるため、皮が一切縮むことなく、パンと張った美しい仕上がりになります。