健康診断で身長が縮んだ原因とは?骨粗しょう症のサインと改善法

健康診断で身長が縮んだ原因とは?骨粗しょう症のサインと改善法に関する疑問を丁寧にまとめました。最新データをチェックしましょう。

毎年の健康診断で身長が縮んだという結果を見て落胆する人の多くは、まず計測機器の誤差を疑います。しかし、人間の身長は24時間の間でも常に1〜2cm程度変動しており、測定した時間帯によって数値が大きく変わります。

この朝と夜の身長差の理由は、背骨(脊柱)を構成する24個の椎骨の間にあるクッション材「椎間板」の構造にあります。椎間板は中心部の髄核とそれを取り囲む線維輪から成り、約80%が水分で満たされています。夜間、横になって睡眠を取っている間は重力から解放され、周囲から水分を吸収してふっくらと厚みを回復します。

ところが、起床して日中に直立歩行や座位姿勢を保ち続けると、体重という重力が椎間板にかかり続けます。その結果、椎間板の水分が抜けて身長低下が起こり、夕方から夜にかけて最も身長が低くなる仕組みです。午前の早い時間帯に受けた健康診断と、夕方に受けた測定結果を比べれば、それだけで1cm以上の差が生じるのは生理学的に正常な反応といえます。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest