世界バレー2022女子総括|眞鍋ジャパン激闘の全真相と感動の軌跡
世界バレー2022女子総括|眞鍋ジャパン激闘の全真相と感動の軌跡の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。
大会のハイライトとして世界中のファンの胸を打ったのが、火の鳥NIPPONブラジル戦フルセット激闘でした。日本とブラジルは今大会で2度対戦し、いずれもバレーボール史に刻まれる濃密なドラマを生み出しました。
第1次ラウンドでの対戦時、日本は最大の精神的支柱を欠いていました。中国戦の第3セット終盤、ネット際の攻防で相手選手の足に乗る形で着地した古賀紗理那キャプテン負傷欠場の真相は、右足首の重度捻挫でした。当時の関係者取材や監督会見によると、一時は大会中の復帰すら危ぶまれる緊迫した状況でした。しかし、古賀主将はベンチから松葉杖姿で声を枯らし、チームメイトを鼓舞し続けました。
キャプテンの無念を背負ったチームは、第1次ラウンドのブラジル戦で神がかり的なディフェンスとスピードを展開。井上選手の27得点、石川選手の18得点の大暴れで3-1の歴史的勝利を飾ります。海外メディアが「日本の驚異的な結束力」と打電した瞬間でした。
そして迎えた10月11日の準々決勝・ブラジル戦。痛みをこらえ強固なテーピングを施してコートに戻った古賀主将のもと、日本は立ち上がりからブラジルを圧倒します。第1セット(25-18)、第2セット(25-18)を連取し、準決勝進出まであと1セットと迫りました。
しかし、名将ギマラエス監督率いるブラジルが意地を見せます。キャプテンのガビ選手を中心に高い打点からの強打と徹底したブロックチェンジで第3セット(22-25)、第4セット(25-27)を奪い返され、試合は運命の第5セットへ。一進一退の攻防が続くなか、最後は13-15で惜敗。2時間を超える大激闘の末、コートに倒れ込んで涙を流す選手たちの姿は、日本中の視聴者の涙を誘いました。