Curiosityの意味とは?猫を殺すことわざの真相や正しい使い方を解説

Curiosityの意味とは?猫を殺すことわざの真相や正しい使い方を解説に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

英語圏のカルチャーを語る上で外せないのが、「Curiosity killed the cat(好奇心は猫を殺す)」という有名なことわざです。「他人の事情に首を突っ込みすぎたり、余計な詮索をすると身を滅ぼす」という戒めとして用いられます。

しかし、文学史と文献記録を検証すると、このことわざには驚くべき変遷の歴史が存在します。

1598年に劇作家ベン・ジョンソンが執筆し、ウィリアム・シェイクスピアが出演した戯曲『Every Man in His Humour』の初出記録では、この言葉は「Care killed the cat」でした。当時の「care」は「心配・心労・悲痛」を意味していました。西洋の伝承において「猫には9つの命がある(A cat has nine lives)」と言われるほど頑丈でしぶとい動物でさえ、過度の心配やストレスで命を落としてしまうという教訓だったのです。

この表現が現代の「Curiosity killed the cat」へと差し替えられたのは、19世紀後半の新聞報道や演劇(1898年のジェームズ・ウォーカーの劇作品など)が契機とされています。猫の「何にでも首を突っ込み、狭い隙間や危険な場所に潜り込む習性」が、人間の過剰な好奇心・詮索癖と重ね合わされた結果、現在の形として定着しました。

さらに注目すべきは、20世紀に入ってから付け加えられたとされる「対抗の後半句」です。

「Curiosity killed the cat, but satisfaction brought it back.」
(好奇心は猫を殺したが、満足感を得たことで生き返った)

リスクを冒してでも真実を突き止め、疑問を晴らすこと(satisfaction)には、命を賭けるほどの価値があるという逆説的な賛辞として、現代のクリエイターや研究者の間でも好んで引用されています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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