小樽ステンドグラス美術館の見どころと評判!料金・撮影を徹底検証

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ネット上の情報や観光ガイドの中には、小樽ステンドグラス美術館に関するいくつかの誤解が見受けられます。その真実と歴史的背景を紐解くことで、訪問時の鑑賞体験はさらに深まります。

【誤解1:小樽の地場ガラス工芸品が展示されている?】
小樽といえば「北一硝子」などに代表されるガラスの街として有名ですが、この美術館に展示されているのは小樽で作られたガラス製品ではありません。19世紀末から20世紀初頭にかけてイギリスの工房で制作され、カンタベリーやヨークシャーなどの教会に設置されていた本物のステンドグラスです。イギリスの歴史の荒波で取り壊される運命にあった歴史的遺産を、ニトリが散逸を防ぐために収集・保存したものです。

【誤解2:自然光を取り込んで輝いている?】
ステンドグラスといえば教会の窓から差し込む太陽光をイメージしがちですが、当館では計算され尽くした均一なLEDバックライト照明が採用されています。これには展示空間である「旧高橋倉庫」の歴史が深く関係しています。

会場となっている「旧高橋倉庫」は、大正12年(1923年)に大豆などを保管するために建てられた小樽市指定歴史的建造物(木骨石造構造)です。倉庫本来の頑強な石壁と重厚な木造トラス構造を活かし、外光を完全に遮断した暗室空間を作り出すことで、天候や時間帯に一切左右されず、いつでも最も美しい発色状態で鑑賞できる環境を実現しています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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