塩ビパイプのねじ切り完全解説|割れ・水漏れを防ぐ決定打と推奨工具

話題沸騰中の 塩ビパイプのねじ切り完全解説|割れ・水漏れを防ぐ決定打と推奨工具について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

配管設計において、材質ごとの規格値と物理限界を把握することは安全施工の基本です。呼び径25(外径32mm)を基準として、各塩ビ管の寸法仕様とねじ切り加工に対する適合性を一覧表にまとめました。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価VP管(水道用硬質ポリ塩化ビニル管)肉厚:3.5mm
最高使用圧力:1.0MPa(20℃)JIS K 6741規格準拠
定尺4m 実勢価格:約1,200円〜VP管ねじ切り加工の唯一の実用対象。谷径でも約2.0mm前後の肉厚が残り、低水圧下での実用強度を維持可能。VU管(一般排水用塩化ビニル管)肉厚:1.8mm
使用圧力:無圧(無加圧排水用)JIS K 6741規格準拠
定尺4m 実勢価格:約700円〜切削加工は絶対不可。ねじ深さ(約1.4mm)を削ると残肉厚が0.4mm以下となり、締め付け時に確実に割損する。HIVP管(耐衝撃性硬質塩化ビニル管)肉厚:3.5mm
耐衝撃強度:VP管の2倍以上JIS K 6742規格準拠
定尺4m 実勢価格:約1,600円〜樹脂の靭性が高いため切削時に粘りが出る。専用刃を使用しないとバリが発生しやすいが、ねじ切り後の耐割れ性は最高。ねじ切り加工用の切削深さ基準基準ねじ深さ:1.479mm
ねじ山ピッチ:2.309mm(11山)JIS B 0203(管用テーパねじ)
R1(25A)規格樹脂は金属に比べ弾性変形しやすいため、ピッチの狂いや刃の食い込み深さを工具側で正確に制御する必要がある。

データが明示するように、VU管は肉厚が1.8mmしかありません。管用テーパねじの切削深さは約1.48mmに達するため、計算上残る厚みはわずか0.32mmです。この薄さでは、手でねじ込んだだけでも紙のように千切れてしまいます。塩ビパイプへ直接ねじを切る場合は、VP管または耐衝撃性に優れたHIVP管を選択することが絶対条件となります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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