一間の長さは何Cm?京間・江戸間の違いと正しい坪数換算を徹底検証
一間の長さは何Cm?京間・江戸間の違いと正しい坪数換算を徹底検証とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
住宅情報ポータルサイトや賃貸契約書で「和室6畳」「洋室6帖」と書かれている数字を盲信するのは危険です。首都圏の仲介業者やリノベーション現場の設計士から報告される最も典型的なトラブルが、「引っ越してみたら想定していたベッドや大型デスクが入らない」という問題です。
不動産公正取引協議会(不動産公取協)の表示規約では、「1畳(帖)当たりの広さは1.62㎡以上の壁芯面積があること」と定義されています。しかし、この1.62㎡という基準は、最もコンパクトな団地間(約1.45㎡)よりは広いものの、伝統的な京間(約1.82㎡)には遠く及ばず、江戸間(約1.55㎡)や中京間(約1.66㎡)の数値とも微妙なズレを孕んでいます。
SNSや知恵袋の相談でも、「6畳用と書かれた既製カーペット(江戸間サイズ:261cm×352cm)を購入したところ、関西の実家(京間)に敷いたら周囲に大きな隙間が余ってしまった」「団地の6畳間に江戸間のウッドカーペットを敷こうとしたら、幅が大きすぎて端が折れ曲がり買い直す羽目になった」という悲鳴が後を絶ちません。
さらに、一間用のカーテンを選ぶ際にも罠が潜んでいます。一般的な一間の窓(引き違い窓)はサッシ外寸が約165〜169cm程度であり、カーテンレールは182cm前後のものが取り付けられます。既製カーテンの「幅100cm×2枚組み(計200cm幅)」は、ヒダのゆとり(ドレープ性)を持たせるために幅182cmの一間窓にジャストフィットするよう設計されています。これを理解せずに「一間=182cmだから幅90cm×2枚で足りる」と誤認すると、カーテンを閉めた中央に不格好な隙間が生じることになります。