異常値に騙されるな!四分位偏差で見抜くデータの真実と実務活用

異常値に騙されるな!四分位偏差で見抜くデータの真実と実務活用の重要ポイントを解説します。最新トレンドが満載です。

数字は嘘をつかないが、見せ方次第で人を欺く。統計学の創始者の一人であるカール・ピアソンが確立に寄与した標準偏差は、現代でも最も広く使われる散らばりの尺度だ。しかし、標準偏差には致命的な弱点がある。たった1つの極端な外れ値が存在するだけで、数値が跳ね上がってしまう点だ。

例えば、社員10名のベンチャー企業で、9名の年収が400万円、社長1名の役員報酬が1億円だったとしよう。平均値は1360万円となり、標準偏差も激増する。この数字を見て「高給取りが集まる職場」と判断するのは明らかな誤謬だ。データの代表値として中央値(メディアン)を選ぶのと同様に、散らばりの指標にも外れ値に強い(ロバストな)物差しが求められる。そこで登場するのが四分位偏差だ。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest