おへそ測定は大失敗?男性の正しいウエストの測り方とサイズ選びの極意

おへそ測定は大失敗?男性の正しいウエストの測り方とサイズ選びの極意の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

男性がウエストを測る際、最も多い間違いが「おへその高さにメジャーを巻き付ける」行為です。健康診断の腹囲測定ではおへそが基準となるため、それを「自分のウエストサイズ」と思い込んでしまうケースが目立ちます。しかし、ファッションにおけるパンツ選びでおへそを測ってしまうと、サイズ選びは高確率で破綻します。

厚生労働省が定める特定健康診査(メタボ健診)において、男性の腹囲基準値は85cm以上と規定されています。健診でおへその高さを測る理由は、皮下脂肪ではなく腹腔内の「内臓脂肪の断面積(100平方センチメートル相当)」を簡易的にスクリーニングするためです。つまり、健康診断はお腹が最も前に突き出る危険ゾーンを捉える医学的な検査であって、ズボンを美しく穿くための寸法を測っているわけではありません。

一方、メンズの洋服におけるウエスト位置は、骨格上の「腸骨(腰骨)の上端」から「おへその下2〜3cm」に設定されている製品が主流です。特に現代のビジネススラックスやカジュアルパンツは、おへその位置まで深く穿くハイライズ(股上が深い設計)でない限り、おへそより数センチ低い腰骨周りで固定する構造になっています。

ぽっこりとお腹が出ている体型の場合、おへそ周りの数値は腰骨周りよりも5cm以上太くなるケースが珍しくありません。この数値を信じてスラックスを購入すると、ウエストバンドがぶかぶかになり、ベルトを締め上げた際に生地が不自然に波打ってシルエットを台無しにしてしまいます。用途によって「測るべき基準点が根本的に異なる」という事実を認識することが、サイズ選びの第一歩です。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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