近くの24時間ガソリンスタンド発見術!夜間閉店激増の裏と最安給油法
近くの24時間ガソリンスタンド発見術!夜間閉店激増の裏と最安給油法の全体像を詳しく解説してご紹介します。
「数年前までは深夜でも普通に給油できた国道沿いのセルフスタンドが、いつの間にか22時で閉まるようになった」――。こうした消費者の戸惑いの裏には、エネルギー供給の最前線が直面する構造的な危機が存在します。ガソリンスタンド夜間閉店増加の理由を取材すると、単なる不況にとどまらない複数の複合要因が浮かび上がってきます。
最大の障壁となっているのが、深夜労働における人員確保の限界です。セルフ式ガソリンスタンドであっても、消防法によって「危険物取扱者(乙種第4類以上)」の資格を有するスタッフが給油監視モニターを常時監視し、顧客がノズルを給油口に差し込んだ瞬間に遠隔で「給油許可ボタン」を押す義務が課せられています。無人での完全自律営業は現行法規上認められていません。
関東近郊で複数の系列店を統括する販売店元役員は、現場の切迫した台所事情を次のように明かします。
「深夜勤務の危険物取扱者には法定の25%割増賃金が乗ります。最低賃金の引き上げが続く中、夜間スタッフ1名を維持するだけで月間数十万円の人件費が上乗せされる。その一方で、若者の車離れやハイブリッド・EVの普及によって深夜に給油へ訪れる車両は激減しました。夜間に数台しか来店しないスタンドでは、ノズルを握るたびに赤字垂れ流しになる。22時から翌朝6時までのシャッターを下ろす決断は、経営を守るための唯一の自衛策なのです」
さらに、危険物取扱者資格を持つベテランスタッフの高齢化が進み、深夜シフトの穴埋めが物理的に不可能になる事例も全国で相次いでいます。深夜営業の看板を下ろす動きは、地方の過疎地だけでなく、大都市圏の環状線や第二幹線道路にまで急速に波及しているのが現実です。